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【マーケティング思考】役に立つ

マーケティングって言葉、

よく聞くけどよく分からない

マーケターでもない、素人の私には関係ない

なんて思ったことないでしょうか。

私も思います。

マーケティングは、専門的で素人の私たちには関係ないと思っていたのですが、

以前紹介した「苦しかったときの話をしようか」作:森岡 毅 

を読み、マーケティングの思考が、実生活の役に立つということを知り、興味が湧きました。

今回は、同作者の「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方」と言う本を読み、

マーケティングの基礎を学びましたので、

本書を通して学べたこと、3つを紹介したいと思います。

どんな本

著者は、USJをV字回復させ、1日の来場者数がディズニーランドを超すことに成功した。

伝説のマーケターである森岡さんです。

本書は、森岡さんが、娘さんに

「マーケティングって何??」と問われ、

「マーケティングってこんなもの」と、

だれにでも理解してもらえるよう書かれた本です。

マーケティングの入門書と言えますので

マーケティングに興味がある方は、ぜひ本書を手に取ってみてください。

今回は、

○キャリアやビジネスで、マーケティング思考を生かしたい人

に対し、本書から学んだことを紹介したいと思います。

マーケティングとは

本書でいうマーケティングとは、

「売れる仕組みを作ること」です。

(教科書的にいうともう少し広い意味を持つこともあります)

例えば、営業が「商品を売る」仕事に対し、マーケターは「商品を売れるようにする」仕事です。

マーケティングは、

商品(サービス)が売れる仕組みを作るため

目標(だれに)、戦略(なにを)、戦術(どのように)を考え実行する仕事と言えます。

マーケティング思考とは、マーケターが「売れる仕組みをつくるため」に大切にしている考え方です。

マーケティング思考から学ぶ3つのこと

1選択し集中する

そもそもなぜ、マーケティングは、必要なのでしょうか。

それは、常に資源は不足しているからです。

ここでいう資源とは、経営資源「カネ・ヒト・モノ・情報・時間・知的財産」のことを指します。

あなたが商品を売り出したいとき、広告の費用(カネ)、商品を生産するヒト、他製品や消費者の情報など、資源は十分にあると言えるでしょうか。

資源には限りがあり、今ある資源をどこに投入するかを選択しなければいけません。

つまり、マーケターは、資源をどこに集中させるのか、選択する仕事とも言えます。

例えば、USJでは、ハリーポッターの大型アトラクションを導入するまで、あまり設備投資をかけず、

今ある資源でイベントや広告を行い、来場者数を着実に増やしていきました。

これは、ハリーポッターへ「カネ」という資源を集中させることを選択した。

ということです。

また森岡さん自身も、1日にする仕事は重要な3つに絞り、取り組んでいたそうです。

重要でない仕事は断ることも、心がけていたそうです。

自分自身の1日のエネルギーは限られており、全ての仕事を平等に全力で行うことは困難です。

マーケティング思考の考え、1日のエネルギーは限られている。

重要な仕事を選択し、集中する。

2.目標を明確にする

目標、つまりだれに対し商品を売り出したいのか、目標が定まっていないと

いかに優れた戦術、戦略を立てようが失敗してしまいます。

例えば、USJでのクリスマスイベントのTVCMは、

「昼にはこんなことができて、夜にはこんなことが楽しめますよ」という内容でした。

しかし、森岡さんは、こんなTVCMに変えたそうです。

「子どもと本気で楽しめるクリスマスはあと何回もない」

親の心理、子どもは今は小さいから一緒に遊んでくれるけど、

大きくなったら彼氏とクリスマスを過ごしたりするんだろうな

という、親の本音(外には出さない深層心理)をついたTVCMに変えたことで、

来場者数は増加したそうです。

目標(だれに)に対し伝えるのかを考え、本音をとらえることにより、目標を動かす、

マーケターに限らず、日常でも使える考え方ではないでしょうか。

3.相手を徹底的に理解する

戦術(どのように)相手に伝えるか、売るかを考える、

つまり、商品を売るのであれば、消費者の需要を理解し届けることです。

本書では、数学的な分析も記載がありますが、何より大切なことは、消費者を徹底的に理解することだと述べられています。

森岡さんは、消費者を理解するため、USJにドラゴンクエストのアトラクションを導入する前に、

ドラゴンクエストXを5000時間以上プレイするなど、

徹底的に消費者を理解することに、時間を費やしました。

また、アトラクション導入後も可能な限り、現地に赴き、消費者の顔を観察していたそうです。

相手を理解するため、商品を見る・知る・体験するなど、徹底して行うことが大切です。

相手を理解する姿勢は、日常生活でも大切な考えだと思います。

さいごに

マーケティングってなんだか難しそう

マーケティングに興味あるけど、よくわからない

という方は、ぜひ本書を手に取ってみてください。

マーケティングに関係のない方でも、マーケティング思考は役に立つと思います。

私も、1日に重要な仕事3つを絞り(その他は後回し午後にするなど)優先順位をつけること

モノごとを伝えるときは、相手を理解し、そもそもだれに伝えるのかを意識して考える

を実践していきたいと思います。

以上、最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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