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主体的になる方法

「なんで私がやらなくちゃいけないのか」

「やってあげたのに褒めてくれない」

なんて、思うことありませんか?私は、思っていました。いや、正直、今でもあります。

そんな、私が出会った本を紹介します。

「7つの習慣」著:スティーブン・R・コヴィー

言わずと知れた名著ですが、私は本書を読み少し人生観が変わりました。

タイトルのとおり、「7つ」の習慣(人生を豊かにする不変の法則)が書かれているのですが、今回は第一の法則である。「主体的である」を紹介したいと思います。

第一の習慣「主体的である」

自分の人生の責任は自分が引き受ける

主体的と聞くと、なんでも自ら率先して行動する人を想像すると思いますが、本書の定義は異なります。

主体的であることは、自分の人生の責任を引き受けることを意味します。

例えば、部活動の試合と、授業が重なってしまった場合

部活動があるせいで、授業に出られないと考えるのではなく、私は、部活動と授業をどちらかを選択する。そして、その選択に伴う、メリット・デメリットも引き受けると考える。

私たちの人生は、自分自身の選択と行動による結果である。

この言葉を読んで、私は自分の人生を誰かのせいにしてきたなと思いました。

そこで私は主体的であるために、次の3つのことを大切にしています。

①反応的な言葉を使わないようにする

②自分の影響の輪を意識し、集中する

③約束し、守る。目標を立て、努力する

ひとつひとつ書いていきたいと思います。

反応的な言葉を使わない。

反応的な言葉とは、自分には責任がない、主体的であることを諦めてしまっている、言葉づかいのことです。例えば、私は、〇〇しなければならない。私は、〇〇をやらなければならない。などです。

先ほどの例でいうと、私は、部活動に出なければならない。主体的な言葉で言うと、私は、部活動の試合に出ることを選択する。となります。

②自分の影響の輪を意識し、集中する。

影響の輪とは、自分が影響を及ぼせる範囲のことを言います。例えば、新型コロナウイルス対策として、自分自身がマスク装着と消毒を徹底することは、影響の輪の中ですが、コロナウイルス拡大については、影響の外にあります。コロナウイルスの拡大について、いくら嘆き、悲しんでもどうすることもできません。

主体的であるためには、自分の影響の輪を意識し、自らができる影響の輪に集中するしかありません。

③約束し、守る。目標を立て、努力する。

必ずしも、他者と約束をしなくても、自分自身に約束し、守ること、また目標を立て、達成のために努力することは、主体的であるために大切なことです。

1日1主体性

忙しい毎日を過ごしていると、どうしても主体的であることを忘れてしまいます。1日ひとつでも主体的であること、例えば、今日は1回でも主体的な言葉を使うぞと意識するだけでも、少しずつ変わっていけると信じます。

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