「私の人生はこのままでいいのか、誰か教えてくれー!!」
なんて思ったことないでしょうか。
そう、私は思います。
そんな私の気持ちを知ってか、知らずか、
「人生は攻略できる」作:橘玲
という本を読み、これからの人生を考える上で
非常に参考になりましたので
紹介させてください。
本書は、人生の攻略本です。
というと、
人生は人それぞれだから、答えなんてない!
と思われる方もいると思います。
確かにそのとおりですが、
本書は、私たちに、
これからの社会において、した方がいいこと、
いわゆる「鉄則」を教えてくれます。
鉄則その1 人生はポジティブゲーム
水が半分入ったコップを見て、
まだ半分残っていると思うか
もう半分しか残っていないと思うのか
前者をポジティブ思考、後者をネガティブ思考
決してネガティブが悪いというわけではありません。
例えば、テスト前に遊びに誘われた場合
ポジティブな人であれば、たまには悪い点数取っても大丈夫だろうと思い勉強しないかもしれないし、
ネガティブな人であれば、悪い点数を取ったらどうしようと、誘いを断り勉強をするだろう。
とりわけ日本人は、世界の中でもネガティブ度が高いと言われています。
そう日本はネガティブな人が多いため、無意識のうちにネガティブ思考に陥りやすい社会なのです。
ネガティブな社会だからこそ、意識的にポジティブになって、考えた方が上手くいくことが多い
ネガティブな人は、まわりにたくさんいる。
ポジティブな人は、それだけで貴重な人材なのです。
鉄則その2 人生はトライ&エラーのゲーム
日本のサラリーマンは世界で一番会社を憎んでいる。
という衝撃的なデータがあります。
本書では、伽藍(がらん)とバザールで説明されています。
伽藍とはお寺や教会のような閉鎖的な場所
それに対して、バザールは自由に商品を売り買いできる解放的な空間をいいます。
バザールの特徴は、参入も退出も自由、商売に対して失敗して、悪い評判がたっても、また別の場所で商売をすればいい
その代わり、どんどんライバルが出現するので、競争が激しい
このようなルールのもと必要な戦略は
「失敗を恐れず、ライバルに差をつける大胆なことに挑戦して、一発当てる」です。
それに対して、伽藍の特徴は、参入が制限されていて余程のことがない限り退出できない。一度立った悪い評判はずっと続く。
その代わり、新しいライバルが現れづらいので、競争は激しくない。
このようなルールのもと必要な戦略は、
「失敗するようなリスクを取らず、目立つことは一切しない」です。
まさに、終身雇用制の会社、日本のサラリーマンはこの伽藍の世界に閉じ込められているのです。
しかし、終身雇用制度は崩壊し、大企業が今この瞬間も倒産しています。
会社が存続したとしても、
70歳まで働かないと年金制度は維持できないと言われています。
定年が70歳になったとした場合、あなたは40年以上会社にしがみつかなくてはいけません。
もしそんな会社で居場所がなくなったら、それでも会社に依存するしかないのです。
そんなの「拷問」です。
そんな事態を免れるためには、「スペシャリスト」になる必要があります。
スペシャリストとは、簡単にいうと得意なことがあること
その得意を見つけるために、トライ&エラーを繰り返し
新しいことを試し、挑戦を続け、失敗を糧にして、自分の得意を見つけ伸ばすしかないのです。
鉄則その3 人生は評判ゲーム
自由な市場において、大切なことはなんでしょうか。
例えば、あなたが商品を購入する際、一番大切にするものは何でしょうか。
おそらく「クチコミ」ではないでしょうか。
私もそうです。ネットショッピングなどで、クチコミやレビューをよく参考にしています。
そう、ネット社会はどんどんバザール化しています。
YouTuberがまさにその象徴です。
このような社会において何よりも大事なのが、
チャンネル登録者数だったり、いいねの数だったり、フォロワー数なのです。
幸いなことに、YouTubeやTikTok、インスタグラムなど、プラットフォームは整っています。
誰でも挑戦できる時代なのです。
このチャンスを利用しない手はありません。
これらのプラットフォームをうまく活用できれば、会社に頼る必要もないのです。
さいごに
本書を手に取ったきっかけは、
まさに冒頭のとおり「人生このままでいいのかな」と悩んでいたからです。
私は、バリバリの「伽藍」の住人です。
伽藍の抜け出し方、究極の方法、会社を辞める。
そんな勇気が出ず、悩んでいたのですが、
まだまだやれることがある。
そう挑戦することは自由です。
ネガティブな社会だからこそ、ポジティブなだけで貴重な人材!
挑戦しつづけたいと思います。
このブログも挑戦の1つでございます!