「学校を卒業して、就職して、定年になったら退職する。」
そして老後はゆっくり過ごすんだ〜。
なんて思っていないでしょうか。
そう私は思っていました。
今回はそんな私が「LIFE SHIFTー100年時代の人生戦略」という本を読み、
価値観がひっくり返りました。
その衝撃を伝えたいと思います。
私たちは100年生きる
この本では、
「人間の寿命は伸びており、100歳まで生きるだろう」
と言われています。
では、100歳まで生きると今までと何が変わるのでしょうか。
パターンA 仕事が延長となる場合
例:定年が80歳の世界
大学を卒業後、23歳で就職し、定年が80歳
想像してみてください。約60年弱仕事をすると考えると
まず、飽きます。
一つの仕事で60年あなたは耐えられますか。
そして、半世紀前の知識は、果たして通用するとおもいますか。
パターンB 引退が長い場合
例:定年が65歳の世界
100歳まで生きるとすると、引退後35年あります。
年金の支給が危ぶまれているなか、あなたの貯蓄は十分でしょうか。
つまり、どちらの世界になろうとも
変化に耐えられるよう、自分の価値を高めていかなければならない
ということです。
人生はマルチステージ化する
人間の寿命が伸びると、人生はマルチステージ化すると言われいます。
例えば、
Aの世界では、1つの仕事にこだわらず、複数の仕事を経験する必要があること。
Bの世界では、引退後も仕事を続ける必要があるということです。
つまり
これからの時代は、いままでの教育→仕事→引退の3ステージ以外に
新しいステージが出現するということです。
そんなこれからの世界に必要なことは、
自分の資産価値を高めること
です。
自分の資産価値を高めよう
資産には有形と無形のものがあります。
有形資産は、お金やマイホーム、車、宝石類など
無形資産は、スキルや知識、健康、人間関係などです。
もちろん2つの資産は相互に関係があり、両者バランスよく育む必要があります。
しかし、これからは、今まで以上に無形の資産を意識し、管理し、成長させていく必要があります。
さいごに
あなたのスキルや知識は、学校を卒業してから、成長していますか?
人間関係、例えば両親やパートナー、友人などを大切にしていますか?
十分な睡眠や、定期的に健康診断を受けていますか?
そう問われると、あまり意識できていなかったな、と私は思いました。
私たちが持っている価値は、お金やモノだけではないのです。
本書では、ほかにも問われていることがありますが、
自分の資産について、今一度見直してみようと思いました。