「周りに比べ私は、まだまだ」
「このままでいいのか」
と、思わないでしょうか。
前回、論語の言葉を紹介しましたが、
今回は、孔子の生き方を学び、改めてお伝えしたい言葉がありましたので、紹介したいと思います。
きっと元気が出ると思います。
孔子の生き方
孔子の生き方を表す言葉に
「吾十有吾にして学を志す」が有ります。
→「15歳で学問に目覚めた」
若い頃は貧しくなかなか教養を身につける余裕はなかったそうです。
そして、「三十にして立つ」→「30歳に至って、自己を確立することができた」
30歳にして、自立することができた。
ここで言いたいことは
年齢は問題ではなく、学びを覚え、少しずつでも学びを継続すれば、自身の力で、生きることができるようになるということです。
そんな、学びを忘れなかった。
孔子の言葉を3つほど紹介したいと思います。
・古きを温めて新しきを知れば、以てしたるべし
・吾日に吾が身を三省す
・敢えて死を問う。曰く、未だ生を知らず、焉(いずく)んぞ死を知らんと。
ひとつずつ紹介していきますね
古きを温めて新しきを知れば、以てしたるべし
温故知新で有名な言葉です。
古典を温めるように、繰り返し学べば、その体験が古典と対話し、より深い理解が得られる。それが人間の成長だ。
新しいビジネス本、自己啓発本を読んでも、
結局あの本に書いてあったな。と思うことないでしょうか。
大事な教えは、昔から変わっていない。古典から学ぶことの大切さを教えてくれます。
吾日に吾が身を三省す
自己反省なくして、自身の向上はない。
「社会が悪い」、「誰々が悪い」など
他責をしていないでしょうか。
他者に対する妬み、嫉み、怒りなどの良くない感情をなくし、自責に徹した生き方を主張している。
私の人生の責任は、自らが受ける。
私を主語にして生きていこう。と思わせてくれます。
敢えて死を問う。曰く、未だ生を知らず、焉(いずく)んぞ死を知らんと
まだ生とはを理解していないのに、死がどういうものかはわからない。そんなことより目の前のことに一生懸命になりなさい。
「今を全力で生きる」
「いまを大切にして、目の前のことを一生懸命やりなさ」
成功したい、と思っている。
しかし、目の前の仕事を一生懸命やっているだろうか。
いまに全力で取り組めなければ、未来の成功はない。
今を大切に生きる、そんな言葉です。
さいごに
今回は、変化の激しい現代において、古典、自分、今を大切にする言葉を紹介しました。
不変の大事なこともあります、焦らずに自分のペースで学んでいきましょう。