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【みんながあなたについてくる】コーチングについて

「なんで言ったとおりに動いてくれないんだろう」

「なんで言ったことが伝わないんだろう」

と思ったことないでしょうか。

私は思います。

最近、他者に教える機会が増えてきたのですが、

教えるって難しいですね。

そんな私に、「新 コーチングが人を活かす」作:鈴木義幸

という本を読み、コーチングについて学びましたので、

紹介させてください。

今回は

  • コーチングとは
  • コーチングの技術① 相手との向き合い方について
  • コーチングの技術② 目標達成に向けて
  • コーチングの技術③ 主体的な行動をうながす

の順で紹介します。

コーチングとは

コーチングと聞くと、コーチ、スポーツや部活動において、技術的なことを指導してくれる人を想像しないでしょうか。

しかし、コーチングとは、

「相手とのコミュニケーションを通じて、相手の優れた能力を引き出しながら、自発的に行動することを促すコミュニケーションのスキル」

のことです。

とりわけ現代は、

答えのない課題が増加、

多様性の拡大など

常にイノベーションが求められています。

そんな私たちにとって

主体的な人材を創ることが、これからの時代を生き残れるか、否かに関わります。

コーチングは、主体的な人材を創るスキルの1つです。

つまり、コーチングはこれからの時代に必須のスキルといっても過言ではありません。

ちなみに似た言葉に、ティーチング、トレーニングなどがありますが、

知識を教えることを、ティーチング

身体的な動作を教えることを、トレーニング

と言います。

コーチングの技術① 相手との向き合い方について

あなたが、いきなり知らない人に、

「あなたに協力します」

と言ってきても、信用できませんよね。

同じように、コーチングでも、まず大切なことは

相手に協力者として認めてもらうことです。

・コーチングの技術①

心のシャッターを開ける

まずは、”通りがかりの一言”を大切にしましょう。

「おはよう」、「ありがとう」

そんな当たり前の一言にどれだけ気持ちを込められるか。

そして、一言+小さな質問

今日は朝早いですね。昨日はぐっすり寝れたんですか?

今日も笑顔ですね。笑顔の秘訣ってあるんですか?

などなど、

相手との心の距離を詰めることが最初の一歩です。

・コーチングの技術② 目標達成に向けて

わくわくを共有する

達成したい未来についてとことん話し合います。

具体的にどんなレベルか、それはそれが映像、音、匂いまで想像できるレベルです。

達成したい未来を達成するために、

価値観について、考えることも重要です。

過去の体験から、相手が大切にしているキーワードを探ります。

例えば、

私の場合は、「心身ともに健康であること」、「ラク(楽しく・楽観的)に生きること」、「他者に貢献すること」

の3つのキーワードを大切にしています。

相手に内省の機会を与え、価値観に見合う将来を共に描く

これが”わくわくを共有する”につながります。

コーチングの技術③ 主体的な行動をうながす

承認し続ける

なんでも褒めろというわけではありません。

相手に、知っている、気づいている、見ているということを、

言葉で表すことです。

例えば、

メールを送るときに、チェックしてから送る慎重な姿勢

タイミングを伺ってから話しかける、気遣いを忘れない姿勢

そんなあなたの姿に気づいているよ、見ているよ

あなただけの素晴らしさに私は気づいているよ、見ているよ

と言ってあげる。

“言葉”にすることが重要です。

さらに言葉にする際に注意事項があります。

「(あなたは)よくやった」「(あなたは)偉いね」など 

あなたを主語に褒めてはいけません。

これらには、上から目線が含まれています。

私を主語にすること

「(私は)あなたの頑張っている姿を見て、やる気が高まるよ」

「(私は)あなたの気遣いの姿に、いつも勉強させてもらっているよ」

とすることが大切です。

さいごに

本書を手にとった目的は、教え方を学ぶでした。

しかし、本書を読み進めると

ともに答えを探すコーチングというスキルに出会うことができました。

コーチングのスキルは、

コミュニケーションのスキルと課題解決のスキルを組み合わせたもののように感じます。

当初は、”教える技術”を学ぼうと考えていましたが、

まずは相手との関わり方が重要であることがわかりました。

そしてそれは

ビジネスでも日常でも違いはありません。

本書で学んだことを念頭に、

まずは身近な人との関わり方から取り組んでいきたいと思います。

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