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本当の成長とは、そして【よく生きる】とは

成長したいけど何をすればいいかわからない

他人に認められたい

なんて思ったことないでしょうか。

そう私です。

今を変えたくて、何かを始めたいけど

何をすればいいのかわからない

まわりの人はどんどん行動するのに

私は全然変わらない

みなさんも、感じたことないでしょうか。

そんな私たちの悩みは2000年前に答えが出ていました。

奴隷の哲学者 エピクテトス

生きづらい世の中で、「よく生きる」ために

今回は、エピクテトスの考え方を紹介させてください。

時代背景

エピクテトスは、今から2000年以上も前、古代ローマ時代を生きたストア派の哲学者です。

彼は、奴隷という身分でありながら、奴隷という境遇に屈することなく、真の自由を手に入れます。

彼の考え方は、後のローマ皇帝マルクスアウレリウスに影響を与えるほか、ニーチェやパスカル、そして夏目漱石など、古今東西、さまざまな時代の偉人へ影響を与えます。

彼がいかにして、真の自由を手に入れたのか

そして、「よく生きる」とはどういうことか

現代の私たちに、本当の生きるという意味を教えてくれます。

真の自由を手に入れるために

・何がやってきても、捉え方次第で利益を受けることはできる

自分の希望と違っていても、一見して私たちに悪いと思われる状況であっても、私たちはそれを良いこととすることが可能なのだ。

例えば、遠足が雨で中止となり、別の遊び方で過ごすこととなった。

第1志望校に落ちてしまった。とする

それぞれ見方を分けてみる。

1つ目は、雨が降らなければ、遠足に行けたのに

第1志望に受かっていれば、もっといい仕事が見つかったのに

といった、未練と後悔の道である。

2つ目は、雨は降って遠足にはいけなかったけど、別の遊びで楽しく過ごせたからよかった。

今の仕事で大切な仲間と出会えたから、これでよかった。

といった、現在を受け入れる道である。

自身に起きた出来事を受け入れ、不安を一掃する。いわば楽観の考え方。

「明日は明日の風が吹く」

と言葉があるように、

エピクテトスは、未練や後悔に振り回されることなく、事実と向き合うことが大切だと教えてくれます。

・傷つけられたと考えるとき、傷つけられたことになる。

人間関係で悩む、

あなたも経験あると思います。

例えば、上司の態度が、他の同僚に対する態度より刺々しい、

「自分は上司に嫌われているのではないか」と思い、会社に行くのが億劫になる。

そして上司を避ける行動をとり、関係は改善されない。

エピクテトスは、問いかけます。

「先入観を捨て、相手、そしてお互いの関係をじっくりと観察するように努めているか?」

相手に対する先入観を一度取り払い、お互いの関係を見直す

あなたは家族や、会社の上司、同僚など、身近な存在をどこまで理解しているだろうか。

「もうこんな奴とは付き合えない」

という結論以外が生まれるはず。

・自分ではないものを自慢するな

私たちは

「かっこいい車」「高級な時計」「立派な持ち家」

など自慢していないだろうか、

エピクテトスの時代は、自慢の代表例は「馬」だったらしいが、

エピクテトスはいいます。

美しいのは馬であり、それを所有している「自分」だと勘違いしてはいけない。

これは、モノに限った話ではなく、

美人な妻、出来のいい息子、地位や資産なども同様です。

「善いとされるモノの所有」と「所有者の価値」は別物である。

では、真の意味で「私たちが持っている」モノとは何か。

所有物でないとすれば、

家柄、学歴、容姿、健康などの要素

それとも、名誉、家族,友人、知識、経験などの条件でしょうか。

エピクテトスの回答は、ただ1つです。

「心像を正しく用いる」という能力

心像を正しく用いるとは、自分の心や意識の働きが適切かどうかを判断すること

・自分の見方に偏見や先入観が含まれていないか

・欲望を適切におさえることができているか

このような心の働きこそが、自分でどうにかできる、唯一にして最後の拠点。

そしてこのような心の成長こそが、真の成長

とエピクテトスは言います。

さいごに

変化の激しい現代において

成長すること、変化することが求められている。

私たちは何をすればいいのか

私たちは何が得意なのか

私たちは何が好きなのか

見つからない

時間がない

あの人は1抜けた、焦る。

なんて思っていました。

しかし本書に出会い、考えが改まりました。

大切なことは、「心の成長」

自分の心と向き合い

自己欺瞞に陥らないよう

欲望に溺れないよう

他者を見た目で判断しないよう

うちに関心を向け反省し、心を成長させることが大切なのだ。

変化の激しい時代だからこそ、外に目を向けるのではなく

ゆっくりと内省の時間を取りたいと思います。

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