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【アドラー心理学】実践編

「嫌われる勇気」を、どう実践していけばいいのかわからない

「アドラー心理学」聞いたことあるけど、なんだっけという方

そう「嫌われる勇気」で学んだ、

アドラー心理学を生かせていない私のことです。

今回は、「もしアドラーが上司だったら」

作:小倉 広

と言う方を読み、アドラー心理学を学び直しました。

今回は、アドラー心理学をもう一度、学び直したい方

そもそもアドラー心理学を知らない方に向けて

具体的な悩みとアドラー心理学を使った解決方法を紹介していきたいと思います。

どんな本

本書は

会社員:リョウくんが、上司:ドラさんに、

悩みを解決するヒントをもらい、成長していくという話です。

特にドラさんのキャラ設定が魅力的で、

アドラー心理学に心酔しているため、自分のことをドラさんと呼ばせる。

ドラえもんを想起させるような見た目。

好物には目がない、つまらないギャグを発するなどの弱点。

偉そうにアドバイスするのではなく

まるでドラえもんが、のび太くんに秘密道具≒アドラー心理学を披露するかのように話が進みます。

アドラー心理学とは?

アドラー心理学とは、

アルフレッド・アドラーによって提唱された心理学です。

アドラーは、あのフロイトやユングと並ぶ、3大心理学者の1人です。

なぜ今から100年ほど前に、提唱された心理学を学ぶ必要があるのか。

それはアドラー心理学が「勇気」を与えてくれる心理学だからです。

変化が激しく、先行きの見通しがきかない現代において、

私たちの多くは将来への「不安」を感じています。

そんな現代において「勇気」を与えてくれる心理学が求められているのです。

アドラー心理学で有名な「嫌われる勇気」や「幸せになる勇気」も、

「勇気」を与える内容と、その読みやすさから、大ヒットしています。

本書から学んだ3つのこと

本書から学んだことを3つほど紹介していきたいと思います。

【勇気をもつために】

○失敗してばかりで、成長しないという悩みについて

○私には価値がないという悩みについて

【行動するために】

○他者を喜ばせるについて

失敗ばかりで成長しないという悩みについて

また朝活に失敗してしまった。

また仕事でミスをしてしまった。

なんで、私は成長しないんだろう

と思ったことないでしょうか。

私はあります。

そんな私たちにドラさんはこんなアドバイスをしてくれます。

「できていること」に注目する。

例えば、朝活を平日5日のうち、2日しかできなかった。

逆を言えば、週に2日も「できている」ということ

人間は何かできたとき、現状では満足せず、上へ上へと目指します。

そもそも最初は朝活なんて、実践しようともしなかったはず、

いつしか朝活が「できていない」ダメな自分と思うようになっていませんか。

そもそも人間の行動の95%はできている行動だと言われいます。

たった5%の「できていない」行動に注目してしまうと

「できている」自分を無視し、やる気を失ってしまいます。

私には価値がないという悩みについて

私には能力がないから価値がない

ポンコツな私には価値がない

なんてこと思ったことないでしょうか。

私にはあります。

ここで重要なことは、人には「機能価値」「存在価値」があるということ。

機能価値とは、その人の有益なスキルや能力などの価値

存在価値とは、その人の存在そのものの価値

よく人は、能力不足を指摘され、

私には価値がないと言うことがありますが、

それは、機能価値だけでなく、存在価値までも否定してしまっています。

人間には生きいているだけで、価値がある。

あなたが例え仕事でミスをしたって、

あなたの両親や兄妹、友人は、あなたを嫌いになるでしょうか。

本書では、ドラさんが、主人公にこんな言葉を贈ります。

「キミは、キミのままでいい。私はそんなキミが大好きだよ」

他者を喜ばせるについて

勇気をもつことができたら

あと一歩、行動するために

相手を勇気づけること

相手を勇気づけることは、自分で自分を勇気づける以上に大きな勇気となります。

誰かを喜ばせることは、自身の勇気につながります。

ここで気をつけてほしいことがあります。

それは見返りを求めないこと

他者に何かをしてあげたのに

相手が感謝してくれない

ここで重要な言葉に「課題の分離」があります。

相手を喜ばせることは、あくまで自分のためです。

相手が感謝する、しないは、あなたの課題ではありません。

例えば、

電車で高齢者に席を譲る、譲らないは、あなたの課題。

その結果、喜ばれようが、怒られるかは、相手の課題です。

私たちは、私たちのために他者に貢献する。

拒絶されても、バカにされても、あなたが、あなたなりの善意で「相手のため」と信じて行動する。

さいごに

本書では、主人公リョウくんが

ドラさんに悩みを打ち明け、ときに涙し、いつしかひとりで気づくようになるなど

主人公の成長を感じられる物語になっています。

もっと詳しく知りたいという方は、

ぜひ本書を手に取ってみてください。

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