もっと具体的に「図で考える」方法を教えてくれ
「概念図」は抽象的すぎて、理解できない
なんて思った方。
そう私です。
正直、「図で考える」紹介しておきながら、
いきなり「概念図」はハードルが高く
これであっているのかと疑問に思う方もいると思います。
そこで今回は「構成図」を紹介したいと思います。
構成図は、ピラミッド、田の字、矢バネ、ループ図など型が決まっています。
今回は、取り組みやすい、ピラミッドと田の字を紹介したいと思います。
ピラミッドで考える
まずは箱を書いてみましょう。

こんな型です。
この型に、当てはめていきます。
例えば、以前紹介した「ライフピボット」では、
ライフピボットに大切なことは、「スキル」「人脈」「自己理解」とありました。

このような形になります。
ここから大切なポイントは3つです。
①視野を広げる 横のピラミッドを増やす
上記の図を例とすると、ライフピボット(転職)に必要な要素は本当に3つで正しいか
視野を広げてみましょう
②深掘りする 縦のピラミッドを増やす
なぜ?という疑問を投げかけ、深掘りしていきましょう。
③頂上を疑う
常に、頂上方向に向かって、「本当?だから何?」と問いかけ、正しいのか確認しましょう。

それぞれ、問いかけてみました。
①視野を広げて、健康を追加してみました。
②スキルは、テクニカルスキル、ヒューマンスキル、コンセプチュアルスキル
というジャンルに分かれていますので、分解してみました。
③正しいと感じたので、そのままにしています。
このように、ピラミッドは体系立てて整理するのに非常に便利です。
「田の字」で考える
一番、使ったことある方が多いのではないでしょうか。
まずは、田の字を書いていきましょう。

次にやるべきことは、軸の設定です。
いきなり上手い軸を見つけるのは、難しいため、試行錯誤しつつ少しずつ当てはめていかなければいけません。
今回は、仕事の段取りを考えるということを例に上げてみたいと思います。
重要度と優先度を軸にしてみました。

重要かつ優先度の高い、右上の事象は急いでやる必要があるもの。
優先度高いけど、重要度の低いものは、いかに素早くこなせるか(メールの返信など)
重要だけど、優先度の低いものに、重要なことが詰まっている可能性があり、この仕事にどのくらい時間を割けるかが、大切になってきます。
このように、仕事の段取りをするのに、田の字は非常に便利です。
さいごに
本書では、他にも 矢バネや、ループ図などが紹介されています。また、ピラミッドや田の字の発展方法も紹介されています。
「図で考える」は一見、難しいようにも感じますが、
著者は「やるか、やらないか」だと述べています。
図で考えると、イメージで記憶することができます。
頭のいい人って、よく覚えてるなと思うのですが、もしかしたら「図」で整理しているのかもしれません。
そんな私も、少しずつ「図で考える」やっていきたいと思います。