「私の人生は不幸ばかり」
「あのときは、幸せだったな」
なんて思うことないでしょうか。
私はよく思います。
そんなモヤモヤをわかりやすく教えてくれる本
頂きはどこにある?
作:スペンサージョンソン
を紹介させてください。
この本は、
チーズはどこに消えた?
迷路は外にはなにがある?
の著者で有名なスペンサージョンソンの著書です。
人生の山と谷(浮き沈み)とその対処法について、物語形式で語られます。
人生の山と谷について
山(いいとき)と谷(わるいとき)
人生には必ず山と谷が存在します。
ずっと成功しているなと思える人は、
山を長続きさせる方法と、谷を早く抜け出す方法を実践しているのです。
今回は、それぞれの対処法を紹介したいと思います。
山にいるときの対処法
谷にいるときの対処法
紹介していきますね。
山の対処法
山とは、順境、成功している、うまくいっているときです。
この状態の対処法、つまり山から落ちないためには、
・感謝を忘れず、謙虚であること
・成功した事由に精一杯取り組み、備えの一手をとること
一つずつ紹介していきますね。
感謝をわすれないこと
つまり、調子に乗るなということです。
なぜ成功したのか、自分だけの力だけで、ここまで来れたと勘違いしてはいけません。
周りへの感謝を忘れてはいけません。
Q.成功の秘訣は
A.みんなのおかげです
です。
自慢やエゴは、転落のもとです。
成功した事由に精一杯取り組み、備えの一手をとること
なぜ成功できたのか?大切にしてきたことを疎かにせず、精一杯取り組みましょう。
そして慢心せず、もしもに備え、次の一手を考える。
成功していると、なんでもうまくいく気がして、大事なことを疎かにしがちです。
本業を疎かにしてはいけません。
谷の対処法
人生の谷の正体は、恐怖心です。
心の反応が、谷をつくるのです。
つまり悪い時というのは、外からの状況ではなく、自分で引き起こしているのです。
例えば、仕事をクビになるという、外からの状況に対し、
新しい仕事を見つけるチャンスと捉え、前向きに取り組むのか
この世の終わりだと捉えるのか
は自分次第ということです。
あなたが経営者なら、前者と後者どちらを採用したいでしょうか。
谷の対処法は、
真実を見極め、ポジティブである
です。
高原もときには大切
高原とは休息のことです。
人生の休息ときには、必要です。
ただ一つ、逃避はやめましょう。
休むときはしっかり休む、次の充電期間です。
さいごに
本書は、物語形式で語られます。
小人は出てきませんが、若者が山と谷を経験し、山の老人の言葉から、大切なことを見つけ出します。
たった1時間程度で読み終えることができますので、興味がある方は、ぜひ手にとってみてください。