「変われないものは、どうなるのか」
「変わりたいけど、変われない」
なんて、思わないでしょうか。
私はよく思います。
前回消化した「チーズはどこへ消えた?」では、変化に対応できなかった小人が迷路に取り残されたままでした。
「果たして彼はその後どうなったのか」
続きが気にならないでしょうか。
今回は、続きの本「迷路の外にはなにがある?」を紹介させてください。
「迷路の外にはなにがある?」
作:スペンサー・ジョンソン
本書では、1人迷路に取り残された小人が、
少しずつ現実を受け止め
今のやり方では現実は変えられない
でもそのやり方がわからない
どうしたら変えられるのかと格闘する姿が描かれます。
変化に対応する姿を、等身大で描いています。
読み終わったあと、勇気を与えてくれますよ。
変わるとはを教えてくれる本
「変化」を、受け入れるのは大変勇気がいることだ。
さらにその「変化」へ対応する方法は、自分で見つけなければいけない。
この本を読んで、とても共感しました。
そこで描かれる姿は、まるで今の私のようだったからです。
「知ること」→「受け入れること」→「実践すること」には、それぞれ大きな壁があり、その壁を破るには勇気が入ります。
それでも、必死に壁をやぶろうとする姿に、とても共感しました。
本書を読んで以下の3つの大切なことを学びました。
①あなたの信念に気付こう(知るために)
②疑うは、自分の思考である。(受け入れるために)
③信じられなくても、外には必ずいいことがあると信じなくてはいけないときがある。(実践するために)
1つずつ紹介していきますね。
変わるための3ステップ
変わるためには、「知ること」→「受け入れること」→「実践すること」が大切です。
①あなたの信念に気付こう(知るために)
あなたが大切にしている信念はありますか、
まずは、あなたの信念(考え)に気づいてみましょう。
本書では、
今までどおり、チーズはまたいつか降ってくるという考え
外の世界は、恐怖の世界であるという思い込み
によって、小人はなかなか現実を受け入れられませんでした。
まずは気づくことが大切です。
②疑うは、自分の思考である(受け入れるために)
あなたの信念には、いいものとわるいものがあります。
「事実」はあなたの物の見方にすぎません。
疑う気持ちを忘れてはいけません。
本書では、勇気を出し迷路の中を必死に探していた小人が、
「迷路の外には何があるのか?」と気づくことが、
大きな一歩となります。
③信じられなくても、外には必ずいいことがあると信じなくてはいけないときがある。(実践するために)
あと一歩勇気がでない
そんな時ないでしょうか。
そんな皆さんを奮い立たせてくれる言葉がありました。
信じられなくても、外には必ずいいことがあると信じなくてはいけないときがある。
そのとおりだなと。
本書では、
1人先に出た小人(小人Bとしましょう)。
の書き置きメモが迷路内に残されています。
小人はその言葉に勇気をもらい、迷路の外へと勇気を持って飛び出すことを決意します。
最後に
自分を疑うこと
新しいことを信じること
そして、チャレンジすること
変わるということは大変勇気がいることだと、教えてくれました。
本書では、なかなか変わる姿が非常に丁寧に描かれています。