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疲れたあなたを救う「老荘の思想」3選

「成功してなにになるんだ」

「頑張るのが辛い」

そう思う人いないでしょうか。

今回は、つかれたあなたにぴったりの教え、老荘の思想を紹介したいと思います。

老荘の思想

老子の教えを道教と言います。

時代は、孔子とほぼ同時期(今から約2500年前と言われています。諸説あり)です。

荘子はその後、老子の教えを引き継いだので、今回は2人の教えをまとめて「老荘の思想」としています。

老荘の思想を学ぶと、

頑張らなくていいんだ。無理せず自然のままに生きようと思えますよ。

ありのまま、自然のままでいいんだ

孔子のメッセージは、

「向上心を持ち続けよう、そうしたら、成功しますよ」です。

リーダー論として、日本では徳川家康や、渋沢栄一も学び実践していました。

果たして、リーダーはみんながなれるものでしょうか。

リーダーになれない人が大多数なのではないでしょうか。

そんな孔子の考えを、老荘は次の3つのように否定します。

・徳なんていらない

・成功なんてしなくていい

・大きくなくていい

ひとつずつ紹介していきますね。

徳なんていらない

無効徳

徳を得ようと、努力する。成功したくて頑張る。

それって、欲望にまみれていないでしょうか。

大盗賊の徳

ある犯罪グループのリーダーは、徳を持って、部下を従えています。

でも、そのグループのリーダーは、たくさんの人を殺しています。

成功した国家権力者だって、正義の背景には、戦争によって人を殺しているかも知れません。

徳を持って、成功するとは本当に正しいことなのでしょうか。

・成功なんてしなくていい

木の寿命

ある国に、立派な木がありました。その木は、節だらけで、でこぼこで役に立たない。

その木はみんなから役立たずと言われます。

では、役に立つ木、形のいい木はどうだろうか。形がいいから切られてしまう。

役に立たないからこそ、立派になるまで長生きすることができたのだ。

成功は危機との隣り合わせである。

・大きくなくていい

上善如水(じょうぜんみずのごとし)

水は自然のままに流れる。しかし、水はポタポタと岩を叩き、穴を開けることがある。

荘子の死

荘子は自分の葬儀は、飾らなくていいとした。

弔いの飾りは空の星でにあり、野の花であると言った。

今あるもの、そのままでいい、欲望を持って大きくなろうとしても、もう少し大きくなろうとする。欲望にはキリがない。だから、そのままでいいんだ。

さいごに

老子は、成功の危険性、自然のままでいることの大切さを説いています。

孔子と老子の考え方、どちらがいいかという議論は必要ないと思います。

どちらの考えも大切に、使い分け、生きていくことが大事だと思います。

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