「なぜ頑張っているのか」
「このまま生きて何があるのだろう」
そう悩むことないでしょうか。
いつ読んでも、どこから読んでも、生きる道標となる言葉が見つかる。
それが、「論語」です。
論語に触れることで
私も論語を手に取ったばかりですが、読んでみて
「あー確かにそうだよな」
と思わず言葉が出てしまいました。
「生き方」を考えさせる。そんな本です。
論語とは
論語には、2500年以上も前、中国の孔子が語った言葉たちが詰まっています。
なぜ今、論語なのか、それは今でも通用する教えがたくさんあるからです。
実際に読んで見ると、2500年前とは思えない、非常にリアルなものとなっています。
日本では、徳川家康が江戸の世を治めるために論語の考えを実践したと言われています。
また論語といえば、渋沢栄一の「論語と算盤」も有名ですが、
渋沢栄一も、成功には、金稼ぎや出世だけでなく、論語を学び「徳」を積むことが大切である。つまり、商売×徳の大切さを主張しています。
今回は、思わず論語を手に取ってみたくなる、そんな言葉を3つほど紹介します。
・学びて時に之を習う、また悦ばしからずや
人生は学びだ。忍耐強く繰り返し学ぶ中で身につけたことを実践しながら、人生に生かす。それにまさる悦びはない。
学ぶこととは、知ることではなく、何度も反復し身につくもの。そしてそれを人生に生かす。
まるで、自分の名前を漢字でかけるようになった。その時の感動を思い出しました。
・仁に里るを美となす
家庭でできないことは、外でもできやしない。思いやりの心を養うには、まず家族関係から正していく必要がある。
なぜ、学んだことを社会で生かそうとするのか。まずは家庭から、家族を思いやれなくて、他人に思いやりを持てるのか。
まるで、今の私に言っているかのよう、家族を大切にできずに何が成功だ。
・歳寒くして、然る後に松柏のしぼむに後るるを知る。
木々が枯れ果てる厳寒の冬になると、松や柏の葉の青さが目立ってくる。その姿を見ると、どんな不遇な時であろうと、自分も努力を続けて生きていこうと励まされる。人生の”冬の時代”こそ、人間の真価が問われるのだ。
松や柏=常緑樹は、季節や環境に左右されずに、自分の生きる道を生きている。
不遇なときこそ、冬の常緑樹のように、力強く生きていこう。
元気が出る言葉 と 誰もが想像できる例え
非常に励まされる言葉だと思います。
さいごに
ほかにも素晴らしい言葉が論語には、溢れています。
興味がある方は是非手に取ってみてください。