「頑張れば成功する」
「分かっているけど続かない」
頑張っているはず、けど現状はどうだろうか
頑張ろうと思って、早起きを始めるけど、続かない、そして自己嫌悪する。
どうせわたしなんて、、、
そんな人いませんか。そう、毎度私のことなのですが、自分に甘すぎて、何も続かないのが私です。
そんな凡人の私にぴったりの本
「がんばらない戦略」作:川下和彦、たむらようこ
という本が素晴らしかったので、紹介させてください。
「がんばらない戦略」とは、つまり、意思の力ではなく、習慣の力で続ける。ということです。
「こういう事をやれ」という本はたくさんあっても、どうやってそれを続ければ良いのか、その答えがこの本にはありました。
本書は物語形式でとても読みやすいものとなっております。
がんばらない、つまり、習慣にしてしまう。
歯磨きを頑張ってやっている人はいますか?
皆さん無意識にやっていると思います。
朝起きたら、寝る前に、歯を磨く。歯を磨くということは、決して楽しいことではないけど、皆さん続いていますよね。
習慣とは、無意識にやってしまうことです。
今回は、私が特に実践してみたいなと思った「がんばらない戦略」を紹介したいと思います。
習慣化のポイントは3つです。
それは、固定化、無意識化、可視化です。
①固定化
②無意識化
③可視化
一つずつ紹介したいと思います。
①固定化ー体力の温存
人間は、1日の選択できる回数が決まっているといいます。
ご飯の献立を考えるの、大変じゃないでしょうか?
人間は、多数の選択肢から、1つを選ぶということに力を消費してしまいます。そして、その力には限りがあります。
そこで、固定化が大事になってきます。
○同じ服
着る服を、制服化してしまう。
あのスティーブ・ジョブズも毎日同じ服を着ていたことで有名ですが、どの服を着ようか、と悩むのは、力を使ってしまいます。それだけで疲れてしまいます。
「おしゃれしたい」という人は、服ではなく、
食べるもの、例えば、朝ごはんは「これ」と決めてしまうなどいかがでしょうか。
②無意識化ー反復
「よし頑張るぞ」と思って、3日後にそんな気持ちは消えてる。
なんてありませんか、みんなそうです、意思力は枯れます。
無意識にやることが、習慣化には欠かせません。
人間は反復すれば、無意識にやるようになると言います。
なので最初は、むりやりにでも反復することが大切になります。
反復するためのコツとして、ゲーム化があります。
○回数ボーナス
早起きを1週間できたら、おいしいものを食べるなど
自分にご褒美を設定することで、続けることができます。
最初は、無理矢理にでもゲーム化して反復することが大切です。
③可視化ー周りの力
○宣言
例えば、目標を見つけたら、周りに宣言する。
プレッシャーをかけると人は、動くようになります。
人と約束すると、その約束を守ろうとしますよね。
その力を逆に利用します。
朝早起きすると、周りに宣言すれば、
早起きが続けられるようになります。
最後に
本書は習慣化のコツが、物語形式でわかりやすく紹介されています。
興味がある方はぜひ手に取ってみてください。
頑張れない、意思力のない凡人だから、成果が出ない。
ではなく
無意識に習慣でやっているから、成果が出る。
習慣を味方にできれば、頑張ることなく、気づいたら成果につながると思います。