不安や焦りは、心の反応にすぎない。例えば、急なテストがあると言われて、「よし!」と思うか、「やばっ!」と思うのかは、その人次第である。
つまり、1つの物事に対し、心がどのように反応するかは、人それぞれということだ。
そこで、心の反応を理解することが、不安な気持ちをなくすヒントになると思い、理解する方法を整理してみた。
①ラベリング 気持ちに名前をつけてみる。例えば、仕事の悩み、健康への不安など
②マインドフルネス 感覚を研ぎ澄ます、瞑想や祈りなど 自分の呼吸に集中する
③分類する 悩みは3つに分類できる
1、貪欲ー求めすぎ、期待しすぎ 例、私ならもっとできるはず、なんで〇〇してくれないの
2、怒りー失った悲しみ、挫折、コンプレックス 例、なんで私だけ○○なの!
3、妄想ー思いこみ、不安、優劣、挫折 例、あの人に比べて私は、どうせ私なんて、、
①→②→③の手順を踏むことによって、自分の心の反応を理解することができる。
朝の不安な気持ちについて考えてみた。①”仕事からくる不安”と名前をつけ ②自分の感覚に集中→”今日○○だったらどうしようという不安” ③分類してみると→妄想、そのことが起こるという確証なく、〇〇だったらどうしようという漠然とした不安にすぎない、つまり分類すると妄想であることが理解できた。
理解することによって、不安な気持ちがなくなるわけではないが、朝の不安が、仕事からくる不安で、この種は”妄想”だと、理解できると、少し不安が和らいだ気がした。